古民家に暮らす
地域の森の木で作る伝統工法の家。伝統工房有限会社谷川設計事務所

キッチンのテーブル材

テーブル材

写真は、木材市場から選んで購入したキッチンのテーブル材です。栓(せん)の木で、白っぽい色をしています。鉋(かんな)で磨くと美しい木目がでます。塗装をかけると木目が欅(けやき)によく似る所から、欅の代用として用いられたようです。
幅は広い所で約80cm、長さは270cm、厚さは8cmあります。これに木製の足を加工して取付けると完成です。ここでご家族のだんらんがはじまると思うととてもたのしみです。

荒壁パネル張

荒壁パネル張1 荒壁パネル張2 荒壁パネル張3

荒壁パネルで壁を補強します。荒壁パネル1枚の大きさは長さ1800mm、幅600mm、厚さ26mmあります。壁倍率は片面張1.3倍、両面張2.6倍として認定を受けています。
木製の下地を打付け、両面に荒壁パネルを張り、土中塗をし、漆喰で仕上げます。そのほか荒壁パネル以外では、土塗壁厚さ80mmを塗り(建設省告示第1100号の壁倍率1.5倍)漆喰仕上げとします。
なお既設土塗壁部分(壁倍率0.5倍)は仕上げを掻き落し、中塗を施し、漆喰仕上げとします。このように壁の仕様を分けるのは、建物全体の壁の配置により、壁に強弱を付けて強さが四方バランスよくなるように調整する必要があるのです。
壁はある部分だけ強すぎると建物全体がねじれをおこして、大地震時に倒壊する危険が大きくなるのです。

小屋組の補強と天井杉板厚30mm張、ガラス製瓦トップライト

小屋組の補強1 小屋組の補強2 小屋組の補強3

写真にある小屋裏部分は現わしの吹抜けになります。既設の丸太の間に化粧丸太を入れて屋根の補強をします。完成後には既設の丸太と新しい丸太が、下からそのまま見えることになります。丸太の色は新旧違いますが、数十年後には色も目立たなくなるでしょう。補強工事のあかしとしてみればよいのではないかと考えています。
天井には既設垂木の下に、杉板厚30mm無垢材を張り上げます。現在よりも杉厚板のせいで断熱効果はすこしよくなります。グラスウールなどの断熱材は使いません
トップライトとして屋根瓦一枚分にガラス製瓦を入れました。とかく暗くなりがちな北側の部屋に採光を取リ入れる目的からです。左と右の写真にガラス製瓦のトップライトが見えます。

 

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